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中国Z世代の旅行消費行動実態とは?Withコロナの旅行市場のポテンシャル予測

ENtrance株式会社と一般社団法人日中ツーリズムビジネス協会(CJTC)は、环球旅讯、大手OTAのデータなどに基づき、【中国Z世代旅行消費行動実態】についてまとめました。

中国国家統計局の調査によると、2018年の中国本土のZ世代の総数は1億8000万人となり、総人口の約13.2%を占めています。2020年、この数字は、2.6億人になりました。また、テンセントが発表した「2019年Z世代の消費力」によると、Z世代の月間可処分所得は3,501元(約6万円)に達しました。

コロナ後の旅行市場復興を機に、Z世代向けの旅行商品は重要なコンテンツになると思われます。

◆概要説明

本レポートの内容概要(目次)は下記の通りとなります。分析レポートの一部結果抜粋をnoteにて公開しております。

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◆中国人のZ世代概況

Z世代とは、概ね1990年代中盤(または2000年代序盤)以降に生まれた世代のことで、生まれた時点でインターネットが利用可能であったという意味で、真のデジタルネイティブ世代としては最初の世代となります。

Z世代の月収状況に関しては、60%以上の月収が5,000元(約83,000円)以上であり、Z世代の消費力は非常に強いと言えます。

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そんなZ世代が最も熱狂する五つの領域は、ショートビデオ、オンラインゲーム、二次元、ライブと音楽です。

◆中国人Z世代の旅行行動概況

Z世代にとって、旅行は高頻度の消費ではありません。Z世代の年間平均旅行回数は、1年で3回未満77%を占めています。1回あたりの平均旅行日数においては、4〜7日間が最も多く、60%を占めています。

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旅行同伴者の選択において、Z世代は家族、クラスメート、または友人と一緒に旅行する傾向があります。統計によると、Z世代は旅行全体を自分で計画できるフリープランの旅行を好みます。

◆中国人Z世代の旅行意識・インサイト

Z世代は、旅行に対して、頻度こそ高くないものの熱意は非常にあります。それは彼らの親が彼らに良い生活環境を提供していること、全国的な観光ブームの台頭などと関連します。90%のZ世代は旅行好きであり、女性の方が男性よりも旅行への熱意があります。

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◆中国人Z世代の旅行情報収集習慣

安全性と個人の趣味は、旅行先を選択する際にZ世代にとって最も重要な2つの要素です。次に、目的地の人気、価格、交通機関、時間などの要素が続きます。主観的な要素を重視し、個性を追求することが、Z世代の共通の特徴です。

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◆中国人Z世代の旅行消費行動

Z世代の1回の旅行費用は5000人民元未満が77%となっています。消費力を持つZ世代が、旅行・観光においては合理的な消費を行っていることがわかります。

旅行中の買い物に関して、Z世代は特に美食に興味を持っています。

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Z世代に最もよく使用される旅行予約チャネルはOTAですが、直販チャネルや代理店も使われています。Z世代は、旅行情報サイトで予約するのではなく、情報を収集した後にOTAやその他のチャネルにアクセスして注文する傾向にあります。

◆レポート全データ取得方法

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