政府は、自粛期間を4月12日まで続けると公表している中、首都圏における各業界の対応策をまとめてみました。

 

【百貨店・商業施設・小売事業者】

週末および夜間における不要不急の外出自粛を呼びかけていることを受けて、4月12日まで平日に営業時間短縮や休日に臨時休業の措置をとる百貨店や商業施設が増加しました。

1、新型コロナに伴う各ショップの時短営業・臨時休業

臨時休業を発表した店舗の中で、全館休館と、食品売場とレストランなどの営業が続く場合があり、店舗によって異なります。

https://www.fashionsnap.com/article/2020-04-02/changing-hours-corona/

2、複数社商業施設、テナント賃料減額減免対策発表

感染拡大を防ぐために営業時間短縮や臨時休業の対応をとったことで、テナントとして入る専門店は売り上げが落ち込むなどの影響を受けています。

イオンモールは4月2日、同社が運営するショッピングセンター(SC)に出店しているテナントの賃料を、3〜4月の2カ月分減免すると発表しました。https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200402/k10012365051000.html

ルミネも出店テナントに対して最低保証賃料を減額する特別措置を実施した。https://www.fashionsnap.com/article/2020-04-03/lumine-corona/

3、ブランドショップ、ECサイトへのシフトを加速

ブランド「ユナイテッドアローズ」は店頭売上減少の対策として、会員限定セールや送料無料サービスを行ったことで、ECのみの売上は2月から好調を維持しました。https://www.fashionsnap.com/article/2020-04-02/ua-2020march

 

【レストラン・カフェなどの飲食事業者】

1、新型コロナに伴う各ショップの時短営業・臨時休業

新型コロナウイルス感染症拡大を防止するため、政府、自治体からの不要不急の外出自粛の要請受け止め、4月4日から4月12日まで、串カツ田中、鳥貴族などの居酒屋チェーンに臨時休業相次いでいます。https://www.ssnp.co.jp/news/foodservice/2020/04/2020-0402-1759-15.html

2、新型コロナに伴う各ショップの時短営業・臨時休業

外出自粛により店内を利用するお客は見込めないものの、その一方でテイクアウト・デリバリーの需要が高まってきています。各自治体がテイクアウト・デリバリーの利用促進をサポートするさまざまな取り組みが始まっています。テイクアウト・デリバリー企業のコロナ対策も活発になっています。https://www.ssnp.co.jp/news/foodservice/2020/04/2020-0403-1506-15.html

 

【レジャ・娯楽・観光施設事業者】

1、新型コロナに伴う各ショップの時短営業・臨時休業

東京都が今週末の不要不急の外出を控えるよう呼びかけていることを受けて、すでに休業している都内の観光施設や行楽地では、休業を延長しました。すでに営業再開した施設では、28日から臨時休業するところが出てきています。

新型コロナウイルス対策による観光施設の休業情報

2、新型コロナに伴う各ショップの時短営業・臨時休業

休館により、中止となった展示の内容を動画で配信する美術館があり、作品そのものと展示の様子がオンライン上で高画質で鑑賞できるだけでなく、実際に施設内を歩いて鑑賞しているような体験が続出。

美術館や動物園、花見をオンライン鑑賞する方法は?新型コロナ、自宅待機でも楽しめる術を集めてみた」

 

【JR・私鉄・路線バスなど交通事業者】

運行を予定する鉄道やバスの各社は、運行予定は特に変更なしですが、窓を開けて換気をするほか、つり革や手すりの消毒を行うなど、引き続き新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ対策を進めることにしています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200327/k10012353231000.html