新た感染者が出てない状況が続いた中国の一部地域では、コロナ新型肺炎の収束がほぼ見込められるとして、2月20日から営業再開した。

その多くは、自然景観の著名地域と施設であり、来場者の個人情報と健康管理状況を厳しく把握しながら、明確な「マニュアル」で運営管理するようと、政府当局と関連観光管理組織からのガイドラインに沿った営業開始だった。

大きな打撃を受けた、観光業界は、一刻も早く回復を急ぎたく、多くの自然観光スポットは、すぐに開園したのだ。

22日までに、営業再開した地域と主な施設と観光地を、一部まとめました。


<海南省三亜市>

同市は連続8日間感染者が出ていないため、屋外の観光地を「低リスク地域」と中国政府に認められ、三亜市観光と文化広電体育局はA級観光地が感染対策を厳格に実施することを前提として、2月21日から三亜国際免税城の再開を認めると発表した。

また、飲食業も21日から営業再開を認められている。

<四川省>

四川省自然景勝地管理協会は「四川省の新型コロナウイルス感染症予防・抑制期間中における四川省の景勝地一般開放業務に関する指南」を発表し、チケットの購入方法をオンライン実名登録制とし、1日あたりの受け入れ人数を1日最大受け入れ可能人数の50%以内にとどめるよう、と各自然景勝地に、指導をしている。

<江西省>

「新型コロナウイルス感染症予防・抑制期間中における江西省の景勝地一般開放業務に関する指南」によれば、山岳観光地、5A級の田園観光地域、屋外スポーツやヘルス活動、等が営業再開の最初の対象となるだけで、大規模な団体旅行を勧めないという。

また、営業再開した観光地の感染対策について、婺源篁岭景区では、①オンライン実名登録制 ②入園前に体温を測る ③マスク着用の上、距離を置いて観光 ④料理を取り分けて食事する ⑤こまめに手洗いと消毒など、と入園者に呼びかけている。

<山西省西安市>

西安文化と観光局局によると、屋外の観光地と公園の再開を認めたと発表した。大雁塔南北広場、小雁塔観光地、大唐不夜城など10箇所が含まれる。

同市は新型コロナウイルス対策を実施してから、133箇所の観光地と152館の博物館の営業を休止していたが、観光業の復興支援として、政府は3億元(約47億円)の観光業発展補助金を支給する。また、観光地は段階的に再開する。最初は屋外の観光地と公共施設であり、再開した観光地は感染対策を要請される。屋内の観光地と博物館などは営業休止が続いている。

<浙江省>

「杭州西湖」も遊覧船の営業を再開した。再開した一部の遊覧船は、最大収容人数を、以前の半分以内にとどめ、そして、乗客に距離を置いて着席するようと、要求。それでも、週末のため、22午後4時の時点で、5000人以上の観光客が「西湖断橋」に駆け込んだいう。

<その他>

広西省の桂林のA級観光地と安徽省の黄山なども再開。吉林省の長白山はオンライン実名予約を実施し、時間帯に分けて入園を実施中。


そのほか、江西省は21日の発表では、5A、4A級を含む390箇所の観光地は全国の医療関係者に向けて無料開放とのこと。江西省に限らず、中国全国における多数の景勝地は武漢などの医療関係者に対して、身分証明書を提示すれば無料入園できる福利厚生を提示している。

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