こんにちは。日中ツーリズムビジネス協会編集部です。新型コロナウイルスの影響は世界中に広がっており、深刻な状況は続いているが、一方、中国では一方早く経済が回復しつつあり、それともに、各業界のデジタルマーケティングが変貌し続けていることが分かった。
日本の観光事業者の皆様も、どう対応したらいいのか悩んでいる方が多いのではいでしょうか。 対策のご参考として、今回は、中国での最新消費動向とサービスを中心に、ニュースピックアップしました。
1.出かけられない春の観光シーズン、ライブ配信によるバーチャル旅行が人気
(2020/3/18 36kr Japan)
春の観光シーズンが始まったが、新型肺炎の流行はまだ収まらず、「オープンできない」観光スポットと「出かけらない」旅行者は、ライブ配信を通じて繋がるようになりました。3月1日午後、ライブコマース「淘宝直播(タオバオライブ」のライブ配信 で初登場となるチベットのポタラ宮などが配信され、1時間で100万人を超える視聴者を記録しました。
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2.中国モバイル決済「アリペイ(Alipay)」、デジタル生活サービス展開へ、新型コロナ拡大でアプリ内に181種の「非接触型」サービスも
(2020/3/16 トラベルボイス)
中国アリババグループのモバイル決済サービス「アリペイ(Alipay)」はこのほど、中国企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援する3か年計画を発表しました。 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、ユーザーと事業者の物理的接触を最低限にとどめる「非接触型」サービスがアリペイアプリ内で公開されました。
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3.感染症終息後 「リベンジ的消費」がやって来るだろうか?
(2020/3/16 人民網日本語版)
中国の全国各地で企業活動と生産活動が相次ぎ再開され、新型コロナウイルスによる肺炎への対策状況が持続的に好転するのにともない、人々の心の中で長く押さえつけられてきた消費意欲も徐々に再燃し始めています。多くの「引きこもる人々」は我慢が限界に近づき、「リベンジ的消費をするんだ」と公言しています。「リベンジ的消費」は本当にやって来るのでしょうか。
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4.Trip.comが2019年も業界トップを堅持、年間GMV13兆円超で
(2020/3/19 36kr Japan)
オンライン旅行会社大手「Trip.com Group(携程)」は北京時間の19日、2019年第4四半期(10~12月)および通期(1~12月)決算を発表しました。2019年第4四半期の売上高は前年同期比10%増の83億元(約1280億円)で、アナリスト予想の82億5000万元(約1270億円)とほぼ同じでした。
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5.【図解】2月の訪日外国人数は6割減、中国は9割減、東アジア全体で7割減、昨年の260万人から109万人に急降下 -日本政府観光局(速報)
(2020/3/19 トラベルボイス )
日本政府観光局(JNTO)によると、2020年2月の訪日外国人旅行者数(推計値)は、前年同期比の206万4322人から58.3%減となる108万5100人で大幅に減少しました。2月には日本政府も武漢を含む湖北省や浙江省の滞在歴のある外国人に入国拒否の措置をとりました。結果、中国市場は87.9%減の8万7200人に激減。昨年は2月だった春節が今年は1月になったことによる反動減も影響しています。
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